応急処置(RICE処置)について
応急処置(RICE処置)とは
怪我の応急処置 怪我の応急処置として行うべき「安静(Rest)」「冷却(IceまたはIcing)」「圧迫(Compression)」「挙上(Elevation)」の頭文字とってRICE処置(らいすしょち)と呼ばれています。 怪我が発生してしまった際、病院(整形外科)や接骨院・整骨院を受診するまでの間にRICE処置を適切に実施することで、痛みや腫れを最小限にとどめることができます。 「ぶつけた(打撲)」「ひねった(捻挫)」「無理に伸ばした(挫傷)」「転んだ」「寝違えた」「手首を使いすぎた」「ぎっくり腰になった」などの様々な怪我に対応できます。
※RICE処置は応急処置で、治療ではありません。RICE処置を行い痛みが軽減したとしても、怪我をした際には必ず医療機関を受診してください。 |
レスト(安静) スポーツ時に発生した際には直ちに運動を中止し、患部が動かないように安静に保ちましょう。 状況によっては、テーピングなどで患部が動かないように固定するのも良いでしょう。 患部を動かすような動作(運動の継続、ストレッチ、マッサージなど)は症状の悪化につながります。 |
--- 安静の目的 --- 症状の悪化予防 内出血を抑制 腫脹(腫れ)の抑制 |
アイシング(冷却) 「氷のう」などで患部を冷やしましょう。 アイシング(一回)の時間は約15分を目安に行います。 痛みが強い場合など複数回アイシングを行う際には、インターバルを45~60分ほど開けてから行いましょう。 |
--- 冷却の目的 --- 痛みの緩和 血管を収縮させ内出血を抑制 腫脹(腫れ)の抑制 患部が熱を持つのを抑える |
詳しいアイシングのやり方 |
コンプレッション(圧迫) 包帯やテーピングなどを使い、少し圧迫を加えるように巻きましょう。 あまり強く圧迫をしてしまうと、神経を圧迫してしまったり血行を阻害してしまったりします。 |
--- 圧迫の目的 --- 内出血を抑制 腫脹(腫れ)の抑制 |
エレベーション(挙上) 座布団や重ねたり枕やクッションを使い、患部を心臓より高く上げましょう。 丁度よい高さや固さに調整し、痛みや不快感を感じないように工夫してください。 |
--- 挙上の目的 --- 内出血を抑制 疼痛の緩和 腫脹(腫れ)の抑制 |
- 八王子・みどり堂整骨院
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