O脚・X脚について
O脚とは? X脚とは?
脚の外観がアルファベットの「O(オー)」の形のように見える状態を
O脚と呼び、脚の外観が「X(エックス)」の形になってしまっているものを
X脚と呼びます。
O脚やX脚といった見た目のトラブルで悩みを抱えている人は少なくありません。
しかし、見た目もさることながら、悪化をさせてしまうと、
痛みが出たり、ひざに水がたまったり、手術をしなければいけなくなる場合も・・・
脚は生活をするうえで非常に大切です。
痛みが出てしまうと、想像以上に生活のいろいろな場面で支障をきたします。
悪化させてしまう前に、できるだけ早い対応をお勧めいたします。
自分でできる O脚・X脚 簡易チェック
正常な脚
正常な脚は親指と内くるぶしを付けるようにして立った時に、
「太もも」「ひざ」「ふくらはぎ」「内くるぶし」の4点が
くっついている状態です
O脚(おー きゃく)
「太もも」「ひざ」「ふくらはぎ」の3点に隙間ができてしまい、正面から見ると脚が外側に弧を描いて、
O字形になっている状態。
Ⅹ脚(えっくす きゃく)
正面から見ると脚のラインがX字形になった状態。
「太もも」「ひざ」には隙間が開きませんが、「ふくらはぎ」と「内くるぶし」に隙間ができてしまう状態です。
XO脚(えっくす おー きゃく)
脚をつけて立った時に、内くるぶしと膝はくっつくのですが、
ふくらはぎに隙間ができてしまう状態です。
XO脚の多くは「太もも」はくっつきますが、
人によっては太もも部分にも隙間が開いている場合もあります。
XO脚はX脚とO脚のどちらのゆがみ要素が組み合わさった状態です。
ご自身でチェックをしてみて、「正常な脚」以外の場合は
生活の改善をしたり、ご自宅の近くの病院(整形外科)や
整骨院、接骨院、整体院などにご相談ください。
皆さんのお家の近くにも、O脚・X脚に関して
しっかりと診てくれる治療院がきっとあるはずです!
チョットだけ専門的に
太ももの骨(大腿骨)とスネの骨(脛骨)の交差部分の
外側の角度(大腿脛骨角 FTA:femoro tibial angl)が
正常の場合(日本人の場合)は176~178度と言われています。
この範囲よりも狭い場合を外反膝(いわゆるX脚)
広い場合を内反膝(いわゆるO脚)と呼びます。
外反膝(X脚)の場合は、膝の外側に負担が掛かりやすく
逆に内反膝(O脚)の場合は、膝の内側に負担が掛かります。
悪化をしてしまうと・・・
O脚やX脚は見た目の悪さでお悩みの方が多いのですが、
それだけではなく進行させてしまうとひざに痛みを伴ったり、
ひざに水がたまったり、半月板や関節軟骨をすり減らせる
原因にもなります。
更に、ひざの関節に無理な負担が長期間かかり続けると
骨が変形して、変形性膝関節症になってしまうかもしれません。
悪化をしてしまうと、手術(骨切り術や人工膝関節置換術)しか
選択肢が残っていないなんて事に・・・
早い段階で対策を行いましょう。
O脚・X脚に対して、自分で出来ること
ひざに負担がかかるクツは避ける
ハイヒールやサイズの合っていない靴。
靴底がすり減った靴などはひざに負担をかけることが多いです。
デザインや値段だけで選んでしまわずに、歩きやすい靴、疲れにくい靴を選びましょう。
歩行の際にひざにかかる負担を減らすために、
衝撃を吸収するインソール(靴の中敷き)も良い方法ですが、
インソールを入れたことで、窮屈にならないように注意が必要です。
動作や姿勢の偏りを減らす
いつも同じ方の肩に荷物をかけていませんか?
いつも同じ足を上にして足を組んでいませんか?
いつも同じ方向を向いて寝ていませんか?
動作を偏らせてしまうと身体にゆがみを作りやすいです。
O脚、X脚に限ったことではないですが、
体のゆがみは体のいろいろなところに負担をかけます。
へんな癖を作っていないか、日常の動作を見直してみましょう。
運動やストレッチをしましょう
関節は前後、左右から筋肉で支えられています。
膝の筋肉が弱くなったり、硬く緊張したりして、
前後、左右のバランスの乱れが膝のゆがみを作ります。
また、体重の増加も膝への負担を増やします。
運動をしたり摂取カロリーをコントロールして
適正体重に保つことも、膝への負担を軽減します
適度な運動や、ストレッチを行いましょう。
みどり堂整骨院での施術例
手技療法
干渉波治療器
超音波治療器
ホットパック
骨格調整
ストレッチ指導
運動指導
- 八王子・みどり堂整骨院
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