干渉波治療器について
干渉波治療器とは
整形外科のリハビリ室や、接骨院、整骨院で使われることの多い電気治療器です。
電極を体につけて通電することで、緊張した筋肉が弛緩、痛みを緩和していきます。
みどり堂整骨院では、ミナト医科学株式会社製のスーパーカイネ「SK-10WDX」という干渉波治療器を採用しております。
干渉波治療器の歴史は意外に古く、1948年にオーストリアの医師「ハンス・ネメック」が医学会で干渉低周波治療器を発表したのが始まり。
ドイツのネメクトロダイン社によって世界初の干渉波治療器が製造されたんだそうです。
開発から約70年間の年月がたった現代でも、各メーカーが干渉波治療器を製造しております。
もちろん当時のままではなく、科学的にも医学的にも、かなりの進化をしているのですが、整骨院や整形外科では、スタンダードな治療機器として今も活躍しているんです。
干渉波治療器の電極
痛みの場所を取り囲むように4個の電極を取り付けます。
みどり堂整骨院の干渉波治療器の電極は吸盤タイプ。 薄型の吸盤で、とても柔らかいですので、跡が残りにくいです。
肌が弱い方など、跡が残るのが気になる方は、事前にスタッフにご相談ください。
干渉波治療器の特徴
干渉波治療器の特徴は、異なる周波数の電気を体の中で交差(干渉)させる通電方法。
電流を干渉させることで、痛みの箇所を中心とした広い範囲に対応。
浅部はもちろん深部にまで電気刺激を与えることができます。
干渉波治療器の作用
筋肉の緊張と弛緩をリズミカルに行うことにより
・筋緊張の緩和
・血行不良の改善(血流促進)
・鎮痛(痛みの緩和)
・ケガの回復
などの作用が期待できます。
こんな症状でお悩みの方にオススメ
むち打ち ・ 肩こり ・ 五十肩
腰痛 ・ ギックリ腰(急性期は除く)
背部痛 ・ 膝痛 ・ 関節痛 ・ 神経痛
テニス肘 ・ 野球肘 ・ ゴルフ肘
筋肉痛 ・ 筋疲労 ・ 捻挫 ・ 腱鞘炎
など
こんな方には使用できません(禁忌)
体内に金属(人工関節など)が入っている方
心臓疾患、ペースメーカなどの使用者
妊娠中もしくはその可能性のある方
知覚、皮膚過敏症の方
乳児などの意思表示のできない方
血流障害のある方
など
干渉波治療器 Q&A
Q 電気刺激は強い方が効きますか?
A.いいえ
刺激が強い方が良いということはありません。
強すぎる電気刺激は、筋肉を緊張させてしまうこともあります。
当院では、「丁度良い」「気持ち良い」より、やや弱いくらいを推奨しています。
Q 電気治療は必ずやらなければだめですか?
A. いいえ。
体に合わない場合や、電気刺激が苦手な方もいらっしゃいます。
遠慮せずにスタッフにご相談ください。
電気治療器を使わない方法での施術を、ご提案させていただきます。
Q 電気治療の時間はどれくらい?
A. 時間が長ければ長いほど、効果が出るというわけではありません。
通電時間が長すぎれば、お体に負担をかけてしまうかもしれません。
体の状態によっても違いますが、15分程度通電することが多いです。
- 八王子・みどり堂整骨院
- » 機器の紹介 » 干渉波治療器について