No.02｜自動車同乗中、後方より追突された（30代・男性）

事故の場所：

八王子市内の一般道（交差点付近）

交通事故の状況：

友人の運転する車の後部座席に同乗していた。

信号待ちで停車中に、後方よりトラックが追突。

頭部のCT検査　（異常なし）

その日のうちに帰宅。

レントゲン撮影。（骨には異常なし）

整形外科での診断名：

・頭部挫創

・頚椎捻挫（むち打ち症）

・背部打撲

治療：

理学療法（牽引、電気治療）

薬物療法（湿布薬、鎮痛剤、筋緊張を緩める薬など）

※その他、吐き気、めまい、目のかすみ、頭痛などの症状もあり、眼科、脳神経外科も受診。

（整形外科と併行して通院）

症状：

・首の痛み

・肩の痛み

・背中の痛み

・腰部の痛み

・臀部の痛み

・頭痛

・めまい

施術法：

・手技療法

・超音波療法

・干渉波治療器（電療）

・ソーマダイン（微弱電流療法）

・ホットパック（温罨法）

・骨盤調整（ブロックテクニック）

・アクティベーターメソッド（骨格調整：頚椎）

・ストレッチ指導

などを身体に合わせて実施

首の痛み、肩の痛み、背中の痛み、腰の痛み、臀部の痛みは消失。

めまいの頻度はかなり減少し、日常生活上で支障はないが極稀に発生するとの事。

負傷箇所の圧痛の消失、筋緊張の軽快を確認。

指導：

筋膜リリースストレッチなどで、頚肩部の筋肉の柔軟性向上を指導。

もともと運動不足との事だったので、この機会に日常的に運動を行うよう指導。

自覚症状もかなり広範囲に疼痛、運動痛を訴えておられました。

職場の協力などもあり、仕事内容をかなり軽くしてもらったり、日常生活でも負担をかけないような工夫を頑張ってしていただけた事、整形外科での治療やみどり堂整骨院での施術を頑張って頂けたことで、自賠責保険での対応期間内に疼痛、運動痛などの症状は消失できたようです。

当院においては微弱電流（ソーマダイン）、アクティベーターメソッド（頚椎の調整）がとても良い反応を示したように思います。

受傷当初、眩暈（めまい）、目のかすみなどの症状も訴えておりました。目のかすみに関しては数週間で軽快したようですが、眩暈が比較的強く、病院（脳神経外科、眼科）で検査を受けても明確な異常無し。

頚肩部の筋緊張が緩んでくるとともに眩暈の発生が減ったことから、頚肩部の筋緊張が眩暈に何らかの関係があったのかもしれません。

しかし、治療終盤に頚肩部の筋緊張がほぼ改善したにもかかわらず、発生頻度は稀ではあるが眩暈を残存との事。

今後も経過を観察し、眩暈が残るようならば再び専門の医師に相談をするよう指導いたしました。