お尻の深い筋肉 簡単ストレッチ
梨状筋 の ストレッチ方法
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梨状筋のストレッチのやり方 |
①手を後ろについて座ります。 |
②両膝を立てます。 |
③左膝を内側に倒します。 |
④右足を左足の上にのせます。 痛みがでない範囲で、膝の付近にのせていきます。 |
⑤手で床を押し、体を前屈させます。 頭だけでなく、上半身を前に倒していきます。 |
⑥お尻に痛みを感じる手前で維持します。(15秒程度) |
メモ |
・慣れてきたら、維持する時間を徐々に伸ばしていきましょう! ・痛みがでないように、無理はしないようにしましょう。 ・上図は左側のストレッチです。右側も同じように行いましょう。 |
注意 |
・痛みや違和感を感じた場合は中止してください。 ・ストレッチなどを行っても改善が見られない場合は、病院を受診し医師に相談しましょう。 ・そのほかの病気などが疑われる場合などは、病院を受診し医師に相談しましょう。 |
梨状筋について
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梨状筋(りじょうきん)は、お尻の深い所にある筋肉です。お尻には大殿筋という筋肉があり、その筋肉よりもさらに深いところにある筋肉。 深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)という筋肉群に属します。 深層外旋六筋とは・・・ 深層 = 深い所にある という意味です。 「梨状筋」「大腿方形筋」「内閉鎖筋」「外閉鎖筋」「上双子筋」「下双子筋」の6本をあわせて、深層外旋六筋と呼びます。 この筋肉たちが協力をして、下肢を外方向に旋回させる働きをしてくれています。 |
・筋肉の働き 立位の状態から腰から体全体を捻る働きや、歩行時の方向転換など、太ももや足先を外に向ける働きをしています。 また、他の深層外旋六筋とともに股関節を安定させる働きもあります。 |
・梨状筋の緊張が強いと・・・ 下肢が外側に捻じれ、歩行中や立位でつま先が外に向いてしまいます。 いわゆる「がに股」傾向となり、見た目がとても悪い歩き方になりやすいです。 梨状筋の筋緊張により梨状筋症候群が誘発され、お尻や足に痛みやしびれが出てくることがあります。 |
・梨状筋症候群・・・ 梨状筋が筋緊張を起こすと、梨状筋の下を通る坐骨神経を筋肉が圧迫してしまいます。 坐骨神経は腰から足にかけてある神経で、圧迫されてしまうと、しびれや痛みが出る場合があります。 梨状筋症候群は腰椎ヘルニアとの症状がとても似ているので、MRIなどの検査や整形外科的テストなどを行いしっかりと鑑別して施術していくことが大切です。 |
梨状筋のストレッチが必要な人
・デスクワークなど長時間座っていることが多い ・姿勢が悪い ・あぐらをかくことができない ・歩行中につま先が外を向く(がに股) など |
こんな方におススメ!
・お尻に痛み、つっぱり感がある ・腰や股関節に痛みを感じる ・お尻や足が冷える ・足にしびれを感じることがある など |
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