照明の色合い
照明の色合い
照明の色合いは、用途にあわせて調整されています。 細かなものが見えやすく集中力を高める「昼光色」 昼光色よりも自然な色合いに近い「昼白色」「白色」 白色よりやや赤みがかった「温白色」 最も赤みが強い「電球色」 このような色合いを、数値化したものを「色温度」と呼び、単位はK(ケルビン)で表します。 色温度(の数値)が高くなるにつれて青味がかった色(昼光色)に近づき、色温度(の数値)が低くなるにつれてオレンジ色(電球色)に近づきます。
《 色温度 》 「昼光色」は7100~5700K。 「昼白色」は5500~4600K。 「白色」は4500~3800K。 「温白色」は3800~3250K。 「電球色」は3250~2600K。 |
私たちのからだには「体内時計」があって、一日のリズムを刻んでいます。 体の中で刻まれている1日のリズムを「概日リズム(がいじつリズム)」または「circadian rhythm(サーカディアンリズム)」と言います。 朝、太陽が昇り活動を始める。 夕方に日が沈み、からだを休息させる。 活動すべき昼の時間帯なのか、休息をすべき夜の時間帯なのかを、からだは光の色合いなどから情報を得て、体内時計(概日リズム)を調整しているのです。 からだに浴びる光の強さや色合いは、からだにとってとても重要なのです。
体内時計の乱れで、代表的なものに「時差ぼけ」があります。 海外旅行に行った際に地球の時差の関係で、体内の時計と実際の時間に大きな差ができてしまったもの。「夜なのに眠れない」「昼間に眠気を感じる」などの症状が出ます。 時差ぼけを経験したことがある方は、少なくないと思います。
しかし、現代人は日常生活でも体内時計を乱しているかもしれません。 ・夜なのに室内を蛍光灯の下(白く明るい光の中)で過ごす。 ・就寝前にテレビ画面やスマホなどの強い光を発するものを見る。 ・日中に暗い部屋(窓のない部屋)などでの仕事や買い物。 日常、当たり前に行ってしまっているかもしれませんが、不自然な「光の色」や「光の強さ」が、体内時計を乱す原因になっているのです。
みなさんは体内時計を乱すような、環境で生活していませんか? 昼は白く強い光、夜は電球色の明るすぎない光・・・ 自然の光環境に少しでも近づくように、生活を見直してみましょう。 |
当院の施術室の照明は、時間帯に合わせて、光の強さや色合い(色温度)を変えております。 午前は、自然な太陽光に近い4000Kくらいの「白色」に設定しています。 施術室内の照明を自然の光に光に近づけています。 体を整える「整骨院」の照明が、体のリズムを乱すような照明であってはいけない。 みどり堂整骨院では、院内照明の色合いや強さも、からだに合わせたものに調整をしております。 |
- 八王子・みどり堂整骨院
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